2018.08.04

これも縁だから・・・

izumi

何かあって、友だちが離れていったとき
「これも得んだから・・・」
と受け入れていた人がいた。
別の人が、それを耳にしたとき
「縁というのは、”結ぶ”　という意味があるんだよ。
だから、離れていくときは　”離縁”　というんだよ！」
と話していた。
なるほど！　と思った。
当たり前のように思うかもしれないが、
「離縁」のことも、
単に　「縁」と言ってしまうこともあるかもしれない。
ただ、正式には、まったく別の意味になってしまう。
もし、「離縁」の状況を、そのまま　「これも縁だから」
と勘違いしてしまうと、まるで、
間違った地図を持って、違う場所にたどり着いたとしても、
「これでよかった！」
と、一見、ポジティブに見えるが、
そもそもの地図が間違っているので、
この人は、その間違いを、次回へ活かすことができなくなる。
友人の一人が最近、離婚した。
まさしく、「離縁」した。
彼女は、
「これも、縁だったはず・・・」
というようなことを言っていた・・・
あちゃー・・・
そう言ってしまうと、
何が問題で、その問題を次回に活かすことを学べていない！
と思ってしまった・・・
どのような言葉を使うか・・・　
言葉は、　「思考」　を表す。
だから、その人の言葉遣いを観察したら
その人の　「思考のパターン」　も見えてくる。
正しい言葉の意味を理解して使っていきたい・・・
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