2018.04.06

花粉（はなこ）　

izumi

大嶋啓介さんって　ご存じですか？
てっぺん　という　朝礼　で　有名な　居酒屋の社長さんなのですが
彼は　花粉症で　悩まされていましたが　ある時に　発想を変えて
花粉　を　“はなこ”　と呼び　このような手紙を書いています。
私は　この考え方が　大好き！
　　　　　花粉
花粉は　“はなこ”　と　読みます。
「今日は、朝から、花粉（はなこ）からのアプローチが積極的で、鼻水がサイコーな感じです(笑)
花粉（はなこ）とは、13年の付き合いで、
僕が講演などで、人前にでることに、やきもちを妬いているみたいです。」
かなりウケました。
花粉症でいることが、こんなにサイコーの笑いのネタになるなんて、今まで気づかなかったです。
もうすぐ、僕の花粉の時期が終わります。
そう思うと、急に寂しくなってきました。
花粉（はなこ）とは、しばらくお別れです。
彼女のアプローチは、サイコーでした。
僕を、何度となく、悩ませてくれました。
僕にとって、いつの日からか、頭から離れられない存在になっていました。
いつも一緒でした。
もうしばらく会えませんが、これからも、花粉（はなこ）と、ずっと付き合っていこうと
思います。
そんな花粉（はなこ）に　手紙を書きました。
読んでやってください。
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花粉（はなこ）へ
長い間、付き合ってきたけど、
正直、今日まではｍお前のことが好きになれなかった。
別れたい
と、本気で思っていた。
いつも、俺から水分を奪っていくお前が、憎いと思ったこともあった。
たくさんお金も使った。
ティッシュを鼻に詰めて、笑われたこともあった。
講演前は、いつも、気になってしかたなかった。
いろんな人に相談もした。
大好きなお酒まで、飲みたくない日もあった。
今思うと、それも、俺の体を思ってのことだとわかった。
花粉（はなこ）のおかげで、ティッシュの有り難みがわかった。
お前のおかげで、たくさんの人と共感できた。
お前のおかげで、　“すべてはチャンスになる”　ことがわかった。
お前のおかげで、心が強くなった。
花粉（はなこ）
ありがとう。
いつも、体を気遣ってくれて、ありがとう。
しばらく、会えなくなるけど、
また来年、お互い、成長して会えること、楽しみにしています。
これからも、ずっと、よろしくね。
いつも、ありがとう。
大嶋啓介
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